『共済』とは互いに助け合うこと
「共済」がどのようなものか、皆さんはご存じですか?
ほとんどの方が「保険と同じ」と考えているのではないでしょうか。
「共済」とは、
生活を脅かす様々な危険(住宅や家財の損害、死亡や入院、交通事故など)に対して、
組合員が一定の掛金を拠出して共同の財産を準備し、
火災や死亡などの不測の事故が生じた際に共済金を支払うことで経済的な損失を補い、
生活の安定をはかるための「助けあいのしくみ」のこと
をいいます。
しくみとしては保険と同様ですが、
助け合いを目的とした非営利団体である「協同組合」が行う事業のため、
保険との違いも多くあります。
協同組合について教えて! |
「お金を出し合って運営する
非営利組織のこと」
「協同組合」とは、暮らしの向上を目指す人々が自主的に集まり、お金を出し合って事業を運営する非営利組織のことです。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という考えのもと、お互いに力を合わせて物事を行う=協同することによって成り立ちます。
利益ではなく、組合員の豊かな暮らしの実現を目的とします。
保険と共済の違いはなに? |
「運営団体」「対象範囲」
「加入対象者」「用語」
共済と保険の主な違いは「運営団体」「加入対象者」「対象範囲」「用語」の4つです。 共済は、協同組合などの非営利団体が組合員の助け合いを目的に運営している保障事業です。
加入者である組合員にできるだけ負担がかけずに、よりよい暮らしに貢献できるようなサービスを提供するため、家計にやさしい掛金の設定や剰余金の還元などを行なっています。
共済ってどんな種類があるの? |
「共済」や「協同組合」
世の中には、様々な種類の「共済」や「協同組合」があります。
「共済」は、「火災共済」をはじめ「生命共済」「年金共済」「傷害共済」「自動車共済」などがあります。
「協同組合」は、組織運営の基となる「根拠法(協同組合法)」によって種類が分けられます。
共済のメリットについて教えて! |
「家計にやさしい掛金」
「一律の掛金」「割戻金制度」
「請求勧奨」「安全な運営」
共済のメリットは「家計にやさしい掛金」「一律の掛金」「割戻金制度」
「請求勧奨」「安全な運営」の主に5つです。
全ては組合員のために。共済は「組合員への最大の奉仕」を目的として
運営しています。