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60代から保険は見直しが必要?保険の種類やポイントを紹介

2024年11月01日

減災ってなに?

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皆さんこんにちは。横浜市民共済生活協同組合です。

 

60代は定年を迎えて退職したり、子どもが独立したりなど、環境の大きな変化が訪れる時期です。

 

一方で、年齢に応じて病気やケガ、要介護などのリスクも高まるため、保険による備えを改めて確認しておきたい時期でもあります。

 

そこで今回のコラムは、60代での保険の見直しについて解説。

60代で保険を見直す必要性や、チェックすべき保険の種類、見直す際のポイントなどをご紹介します。

 

 

60代で保険の見直しは必要?想定されるリスクは?

人生100年時代といわれる現代で、60代以降もまだまだ長い人生が続きます。

60代でも、今後のさまざまなリスクに備えるための保険の必要性は高いといえるでしょう。

 

公益財団法人生命保険文化センターが実施した2022年度「生活保障に関する調査」によると、60代の生命保険の加入率は、男性85.8%、女性86.5%という結果でした。

これは全年齢の加入率(男性77.6%、女性81.5%)を上回る数字です。

 

一方で、60代になると若い頃とは家族構成や生活スタイル、直面するリスクの種類なども大きく変化しています。

 

そのため、60代では保険の見直しが必要となるケースも多くあります。

 

60代以降で想定されるリスクも確認

60代以降では、以下のようなリスクが想定されます。

 

病気やケガによる入院・通院リスク

年齢を重ねるほど、病気やケガで入院、通院が発生するリスクは高まります。

 

特にがんは、日本人の2人に1人が罹患するともいわれていますので、60代以降はそのリスクが一層高くなるでしょう。

 

がんの治療は長期化する可能性があり、再発や転移のリスクもあることから、医療費の負担が大きくなる可能性があります。

 

要介護・要支援のリスク

高齢になると病気やけが、認知症などをきっかけに要支援・要介護状態になる可能性が高まります。

日常生活に介助や支援が必要になるケースも増えてくるでしょう。

 

 

60代で見直したい保険の種類

60代という年齢は、多くの家庭でライフスタイルの転換期が訪れます。

 

定年退職による活動量や収入の変化、子どもの独立による家族構成の変化など、生活環境が大きく変わる時期です。

 

生活環境の変化だけでなく、先ほどご紹介した60代以降で想定されるリスクにより、保険についても必要な補償の内容が変化していくでしょう。

 

死亡保険

被保険者が死亡、または保険会社所定の高度障害状態になったときに、保険金が支払われるのが死亡保険です。

 

すでに子どもが独立している60代ならば、「それほど手厚い補償は必要ない」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

 

一方で、まだ子どもが就学中の場合は、教育費の備えとして死亡保険金を手厚くする必要があるでしょう。

 

死亡保険には、一定期間のみ補償を受けられる「定期保険」と、一生涯補償が続く「終身保険」の2種類があります。

残された遺族の生活費や自身の葬儀費用などを考慮しながら、必要な補償を検討しましょう。

 

医療保険・がん保険

医療保険は、病気やケガで入院したり、所定の手術や治療を受けたりした場合に、給付金を受け取ることができる保険です。

 

対してがん保険は、がんの補償に特化した保険で、がんと診断されたときの一時金や、がんによる入院・手術時の給付金、通院治療を受けたときの給付金などが受け取れます。

 

60代以降は、病気やケガによる入院・通院・手術リスクが高まるため、医療保険の加入や補償内容の見直しを検討するケースが多いです。

 

特に注意してほしいのは、何年も前に加入した医療保険をそのままにしているというケースです。

 

医療は日々進歩していますから、最新の治療内容と補償内容が合っていないことがあります。

放射線治療や抗がん剤治療、先進医療などへの対応状況も確認が必要でしょう。

 

介護保険

介護保険は、公的介護保険制度における要介護状態の認定や、所定の要介護状態が継続しているなどの条件を満たした場合に、一時金や年金が受け取れる保険です。

 

日本では40歳の全員が公的介護保険に加入しますが、公的介護保険は介護サービスそのものが給付されます。

 

介護に関連する諸費用については公的介護保険ではカバーできないため、貯蓄などで賄えない場合は、民間の介護保険に加入して備えておく必要があります。

 

 

ちなみに、火事や落雷などによる住宅の被害へは火災共済で備えられます!

こちらのコラムでは、火災共済の概要や火災保険との違いを解説していますので、あわせてご覧ください。

火災共済は火災保険とどう違う?共済をオススメしたい家庭とは

 

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60代で保険の見直しをするときのポイントと注意点

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60代で保険の見直しを検討する際は、まずは貯蓄状況を確認しましょう。

 

60代で新たに死亡保険や医療保険に加入する場合、支払う保険料が割高になる傾向があります。

 

万が一の際に治療費や生活費などを賄える十分な貯蓄がある方には、新たな保険加入の必要性は低いケースがあります。

 

また、死亡保険に関しても、子どもが独立していれば、高額な補償は不要なケースも。

現時点で考えられるリスクとその際に必要となる補償、金額を検討した上で、保険を精査しましょう。

 

ただし、健康状態によっては新規の保険加入が難しかったり、保険料が高額になったりする可能性もあります。

 

そのため、保険の見直しを行う際には、できるだけ早いうちに保険の専門家に相談するのがおすすめですよ。

 

 

60代で保険の見直しをしてみよう!現在の加入内容と必要な補償を確認

60代での保険見直しは、変化する生活環境やリスクに合わせて必要な補償を選択するのがおすすめです。

 

死亡保険、医療保険、がん保険、介護保険など、さまざまな種類の保険について、自分や家族(家庭)の状況に合わせて見直しを検討しましょう。

 

これまで加入していた医療保険が新しい医療技術や治療に対応できているか、家族構成の変化に応じて補償内容を調整する必要はないかなどもぜひチェックしてみてください。

 

ライフステージの変化によって、想定されるリスクや必要な補償は変わってきます。

 

もしもの場合に備えて、火災保険の見直しも一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

神奈川県にお住まい・お勤めの皆様へ安心をお届けする横浜市民共済の火災共済もぜひご覧ください。

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