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古い家の火災保険は必要?見直しのポイントや保険料を抑えるコツ

2024年10月23日

家に関わる事故ってなに?

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皆さんこんにちは。横浜市民共済生活協同組合です。

 

築年数の古い家の火災保険がどうなっているか、把握しているでしょうか?

新築当時に契約した火災保険のままだと、補償内容が現状にあっていない可能性があるので要注意!

 

今回のコラムは、古い家の火災保険の見直しについての解説。

古い家の火災保険でよくある状況やそのリスク、火災保険を見直す際のチェックポイントなどをお伝えします。

相続などで引き継いだ家の火災保険もぜひ確認してみてください。

 

 

【目次】

        1. 1.古い家の火災保険は必要?リスクも紹介

        2. 2.古い家の火災保険を見直すときのチェックポイント

        3. 3.古い家の火災保険料を抑える方法

        4. 4.まとめ~古い家の火災保険を見直そう!




古い家の火災保険は必要?リスクも紹介

古い家の火災保険、以下のような状況になっていないでしょうか。

  • ・昔加入した長期契約の火災保険を継続しているが内容を忘れてしまった
  • ・住宅ローンを完済し、火災保険も満期を迎えたまま更新せず無保険になっている
  • ・相続した家の火災保険の状況がよくわからない

 

2015年9月以前は、火災保険は最長で36年の長期契約が可能だったので、火災保険を契約したきり見直しをしていないというケースも。

古い家の火災保険でよくある状況ですが、このままだと思わぬリスクを抱えているかもしれません。

 

古い家で火災保険の見直しが重要な理由

「古い家は資産価値も高くないし、手厚い火災保険は不要」と思っていませんか?

そんなことはありません。

 

近年、台風などの自然災害が増加傾向にあります。

古い家は経年劣化などで強度が低下している可能性があり、災害で破損や倒壊するリスクが新築に比べて高いです。

設備の老朽化が、火災や水漏れなどの事故につながる可能性もあるでしょう。

(経年劣化が原因の水漏れなどは補償対象外です)

 

また、過去に入った火災保険を長年放置していると、補償内容が現在の状況に合っていなかったり、建物の実際の価値と補償金額に差が出てしまっていたりすることも。

 

火災保険の補償内容や保険料は時代に応じて変化しているので、古い家でも現状に合わせて見直しすることが大切なのです。

 

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古い家の火災保険を見直すときのチェックポイント

古い家の火災保険を見直す際に、チェックしたいポイントをご紹介します。

 

①契約時期

1998年に火災保険の料率算定方式が変わっているため、まずは火災保険を契約したのが料率算定方式の変更前か後かをチェック!

1998年以前に契約した保険を自動更新している場合、建物の評価額と補償額にずれが生じている可能性があります。

 

②建物の評価方法

保険料や保証額の基準となる建物の評価方法には「新価(再調達価額)」と「時価」の2種類があります。

  • ・新価(再調達価額):同等の建物を新たに建築するのに必要な金額
  • ・時価:新価から経年劣化による価値の減少を差し引いた金額

 

時価評価だと、火災で家が全焼してしまった場合に、経年による価値の減少分を差し引いた金額しか補償が受けられません。

差し引かれた金額だと、新たに家を建て直すには足りない可能性があります。

 

1998年以前の契約では時価での評価が一般的でしたが、現在は新価での契約が主流です。

 

③保険金の給付方式

保険金の給付方式には「実損払い」と「比例てん補方式」があります。

  • ・実損払い:定められた上限額までの実際の損害額が支払われる
  • ・比例てん補方式:(損害額 × 保険金額 ÷ 対象物の価額) - 自己負担額

 

現在は実損払いが主流ですが、1998年以前の契約では時価評価かつ比例てん補方式となっていて、十分な補償を受けられない可能性があるので注意が必要です。

 

④補償内容

火災保険は、火災以外の損害も補償します。

また、補償内容を選ぶこともできますので、自宅の状況やリスクを考え、必要な補償を選択しましょう。

排水設備などからの水漏れなどによる水濡れ補償などは、ぜひ検討を。

老朽化による水漏れは火災保険では対象外ですが、マンションなどでは上階からの水漏れ事故などにも対応できます。

 

 

古い家の火災保険料を抑える方法

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古い家は損壊リスクが高いため、火災保険の保険料が高額になる傾向があります。

しかし、固定費である保険料は少しでも削減したいものですよね。

 

古い家の火災保険料を抑える方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

補償内容を取捨選択する

必要な補償を選び、不要な補償を外すことで保険料を節約できます。

最近は火災以外の補償を自由に選択できる商品も増えているので、自宅の状況に合わせて適切な補償内容を選びましょう。

 

シンプルな保障内容でコスパの良い火災共済もぜひ検討を。

火災保険と火災共済の違いをこちらのコラムでご紹介しています。

火災共済は火災保険とどう違う?共済をオススメしたい家庭とは

 

免責金額(自己負担額)の設定

免責金額とは「●●円までの損害は、補償を受けない」というものです。

補償に免責金額を設定することで、保険料を下げることができます。

小さな損害は自己負担で対応し、大きな損害のみ保険で対応する形になります。

 

長期契約の活用

一般的に、契約期間が長いほうが保険料の支払い総額が低くなります。

古い家の増加やコスト増などにより、保険料は上昇傾向です。

保険料が上がる前に現在の料率で長期契約をするのも、保険料を抑える方法の一つでしょう。

※2022年10月以降は最長5年となりました。

 

保険会社の比較検討

火災保険の内容や保険料は保険会社によって異なります。

火災保険と火災共済にも様々な違いがあります。

複数の会社の見積もりを取り、補償内容と保険料のバランスが良い商品を選びましょう。

 

 

【まとめ】古い家の火災保険を見直そう!

古い家の火災保険の内容を把握していないまま放置していませんか?

古い家の火災保険を昔のまま放置していると、補償内容や補償額が現状とずれている可能性があります。

 

火災保険の契約時期や評価方法、補償内容などをぜひ一度チェックしてみましょう。

古い家の火災保険は定期的に内容を確認し、必要に応じて見直しをすることで、コストを抑えつつリスクに備えることができますよ。

 

もしもの場合に備えて、火災保険の見直しも一度検討してみてはいかがでしょうか。

神奈川県にお住まい・お勤めの皆様へ安心をお届けする横浜市民共済の火災共済もぜひご覧ください。

家計にやさしい掛金で安心な暮らしを支えます!

 

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