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火災の原因で多いストーブ!防ぐための対策とは

2018年11月27日

家に関わる事故ってなに?

火災の原因で多いストーブ!防ぐための対策とはの画像

皆さんこんにちは。横浜市民共済生活協同組合です。


住宅火災で多く見られる原因のひとつがストーブです。

寒い冬になくてはならない暖房器具ですが、注意を怠ると火事の危険も!

今回はストーブ火災で多い原因や、ストーブ火災を防ぐための対策方法についてお話します。



火災の原因でストーブは上位!特に電気ストーブが危険?

住宅火災の原因として毎年上位に上がるものは、放火、コンロ、たばこ......それからストーブです。


横浜市消防局の調査によると、横浜市内では平成18年から27年までの10年間でストーブが原因の火災は279件起こっており、死者30名、負傷者135名の被害が出ています。


さらにこの279件のストーブ火災の中では、電気ストーブが原因となる火災が172件と最多です。


ハロゲンヒーターやカーボンヒーターなどを含む電気ストーブ類は石油やガスなどの燃料を使用しないため手軽で安全なイメージもあり、近年多く普及しています。

しかし、熱を発する暖房器具であることには変わりなく、使用者の不注意により火事につながってしまうことがあるのです。



ストーブからなぜ火災が?発生原因を探る

ストーブ火災の原因の多くは使用者の不注意や不適切な取扱いによるものです。

どんな原因で火災が起こっているのかご紹介します。


・ストーブをつけたまま寝ていて、寝返りを打った拍子に布団の端がストーブに接触して燃えて火災となった

・洗濯物を速く乾かそうとストーブの上にかけていたところ、洗濯物が落ちてストーブにかかり燃えて火災となった

・壊れたと思っていた電気ストーブのコンセントを差しっぱなしにしていたところ、何かの拍子でスイッチが入り、近くの洗濯物に引火して火災となった

・石油ストーブの火をつけたまま給油を行い、漏れた灯油にストーブの火が燃え移って出火し火災となった

・ガスストーブのホースが経年劣化によりひび割れ、漏れたガスに引火して火災が起こった


布団や衣類など燃えやすいものの近くでストーブを使用したことによる火災が大部分を占めます。

近くに燃えやすいものを置いてしまった、ストーブをつけたまま外出や就寝をしてしまったなど、日常的についうっかり行ってしまっている人も多いのではないでしょうか。

起こりやすい原因を知っておくだけでも、意識は違ってきますよね。


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ストーブ火災を起こさないための注意点

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ストーブ火災の原因のほとんどが使用者の不注意によるものということは、逆に使用者が注意をすればストーブ火災を防ぐこともできるということです。


ストーブ火災を予防するための主な注意点をご紹介します。


・近くに洗濯物や布団、新聞紙など燃えやすいものを置かない

・カーテンの近くに設置しない

・就寝時にはスイッチを切る

・外出時や人のいない部屋で使用しない

・スプレー缶などをストーブの上に置いたり、近くで使用しない


これらの点はストーブの種類に関わらず気を付けたいところです。

その他ストーブの種類ごとに、さらに注意をしたい点をお伝えします。


電気ストーブ

電気ストーブは灯油やガスといった燃料を使わないため、家の中で火を使っている印象が薄いかもしれません。

しかし、紙や布に引火して火災の恐れがあることは同じなので注意が必要です。


就寝時や外出時、人のいない部屋ではスイッチを切るのはもちろん、使用しないときには電源プラグをコンセントから抜いておくようにしましょう。



灯油ストーブ

経済的でパワーのある灯油ストーブは寒い冬の強い味方ですが、パワーがある分、火災には十分注意したいところです。

給油は必ずストーブの火を完全に消してから行い、灯油タンクの蓋がしっかり閉まっているかも確認しましょう。


灯油をこぼしてしまった場合は必ず拭き取って処理しましょう。

また、古い灯油は暖房機器に不具合が生じる可能性があるので、使用しないようにしましょう。



ガスストーブ

ガスボンベを高温多湿となる場所に置かない等、適切に管理するように注意しましょう。

ガスホースや機器などを定期的にチェックし、ひび割れなどの経年劣化があれば交換してください。

使用時にはこまめに換気をして一酸化中毒などにも注意しましょう。



もしもの火災に備えて火災共済を!

冬の寒さが厳しくなる12月から3月は特にストーブを原因とした火災が多く発生します。
火災共済でもしもの火災に備えましょう。

火災共済に加入していれば、万が一の火災の被害に対しても共済金が受け取れます。

建物や家財に対する被害への保障以外にも、火災によって損害を受けた建物を片づけるための費用、仮住まいなどにかかる臨時の費用、自宅からの火災によって近隣の家へ損害を与えてしまいお見舞金を支払った場合や、賃貸住宅では、火災による建物の修理費用などについても費用共済金が受け取れるので安心です(上限金額あり)。


また、火災は自分が起こすとは限りません。

近所からのもらい火で被害を受ける可能性もあり、自分の注意だけでは必ずしも防げるとは限らないのが火災です。

火災共済に加入をして、もしもの際の備えをしておきましょう。


横浜市民共済の火災共済についてもご参考くださいね。



ストーブ火災の原因は不注意がほとんど!火災共済で備えよう

・住宅火災の多い原因の一つであるストーブ。ストーブ火災のなかでも灯油やガスを使わず安全なイメージのある電気ストーブが原因となっている火災が多いです。


・ストーブ火災の原因のほとんどは使用者の不注意や不適切な取扱いによるもの。ストーブの周りに洋服、新聞紙などの燃えやすいものを置いたり、ストーブをつけたまま外出したり就寝したりすることからの火災が多いです。


・ストーブを使用する時は布類や紙類など燃えやすいものを近くに置かない、外出時や就寝時は火を消すことを徹底するのが大事です。電気ストーブは使用しない時には電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。灯油やガスの取り扱いにも注意を払いたいところです。


・火災共済に加入して万が一のストーブ火災に備えましょう。自分の不注意で火災を出してしまった場合の保障はもちろん、近所からのもらい火で損害を受けてしまった場合も保障されるので安心です。


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